投稿一覧
膝関節周囲の脂肪体とは～膝痛の原因～
膝周囲には膝の動きをスムーズにさせるために脂肪組織が存在する その組織が硬くなると膝の動きが悪くなり、加えて、炎症などにより痛みを生じやすい 膝関節における脂肪組織では特に、膝蓋骨の下方に存在する膝蓋下脂肪体による疼痛が...
膝関節内側支持組織～半膜様筋と半月板の関係～
膝関節は股関節のように骨性に安定性が高い関節ではないため周囲の靭帯や筋肉などの組織により安定性や動作性が保たれている特に半膜様筋が重要とされ、安定と動きの両方に大きく影響する事が知られている 今回は、膝関節を安定化させる...
膝関節の屈伸動作における膝蓋骨の動き～膝蓋大腿関節・脛骨大腿関節～
膝関節には2つの関節が存在することで、屈曲伸展などの動きをしている それぞれ特徴的な動きがあり、その動きが正常に行われているかが膝関節の機能が正常か確かめる指標となる 今回は膝関節である膝蓋大腿関節と脛骨大腿関節の理解と...
膝関節～膝蓋上嚢のはたらき～
膝関節のスムーズな動きには膝蓋上嚢という組織がとても重要で、膝関節の屈伸に伴い膝蓋骨を上下に移動させる作用がある この動きが悪くなることで膝の引っ掛かりや違和感、痛みを生じやすくなる 膝蓋上嚢は主に、中間広筋・膝関節筋と...
腰部コンパートメント症候群～筋内圧の上昇～
腰部コンパートメント症候群とは腰部におけるいくつかある筋肉の区画内部の圧が、過剰負荷などが原因で上昇する事で、血行障害や神経障害を引き起こし疼痛などの症状を引き起こす病態のこと デスクワークなどの長時間の姿勢維持などで負...
腓骨の不安定性～足関節と膝関節～
腓骨は足関節および、膝関節の動作時に動くことが知られており、関節の可動性に影響を与える要因となる 治療などにおいて、腓骨が原因で生じる足関節または、膝関節の動作制限を理解し、同時に腓骨が不安定な場合に生じる障害について知...
胸腰筋膜の機能解剖～腰痛と腹横筋との関係～
胸腰筋膜は腰背部に存在する筋膜のことで、上肢と体幹、腰部腹部と多くの組織と連結しそれぞれを安定させ、作用させている 腰背部においては多裂筋や腹横筋と共同する事で腰部の安定化に寄与している それらのバランスが崩れることで、...
