投稿一覧
鵞足炎~膝内側の痛み~
スポーツ現場ではしばしば膝の内側に痛みが生じることが多く、その結果パフォーマンスを含め日常生活へも影響してくる 膝内側には鵞足と呼ばれる、縫工筋・薄筋・半腱様筋という3つの筋が停止する場所があり、それらの筋が過剰に使われ...
長腓骨筋と後脛骨筋の機能解剖~クロスサポートメカニズム~
足関節の安定性に、長腓骨筋と後脛骨筋によるクロスサポートメカニズムという機能が働くクロスサポートメカニズムは、特に歩行などで足部に荷重がかかる際に足関節を安定させる役割をもち、アーチの形成にも関与している 今回はクロスサ...
長母指屈筋の機能解剖~距骨過外旋による背屈制限~
長母指屈筋が硬くなり十分な柔軟性が失われると、足関節は外旋・回内を伴った背屈を行うことがある一見背屈制限されていないように見られるが、代償動作を伴った背屈であることを理解する必要がある 今回は長母指屈筋による足関節の背屈...
距腿関節と距骨下関節の機能解剖~足部の連動~
足関節は大きく距腿関節と距骨下関節に分けられ、この二つの関節の可動域により足部がスムーズに動作しているこの二つの正しい動きを知ることで、足部のアライメントや動作の理解につながる 今回は距腿関節と距骨下関節の理解、これらの...
足関節屈筋群~足部安定化に関わる筋肉~
足部の安定には足関節底屈筋群である後脛骨筋・長腓骨筋・ヒラメ筋が特に重要に関わっており、長腓骨筋と後脛骨筋は足底アーチに重要な筋肉で、ヒラメ筋は下腿の傾斜の制御に重要な筋肉である コンテンツ1 後脛骨筋と長腓骨筋による足...
足関節可動域改善~遠位脛腓関節~
遠位脛腓関節とは、脛骨の内果と脛骨下関節の関節面および外果と距腿関節から構成され、距腿関節において、天蓋を形成する関節のこと 足関節を構成する一つで足部の背屈・底屈動作に大きく関わる関節である足関節の底屈・背屈動作時には...
足関節とは~底屈・背屈制限~
足関節の底屈制限には足部と下腿の関節である、脛腓関節も深く関わってくることが分かっている足関節の底背屈の動作の理解とそれらの制限因子を理解する事で足部の複雑な構造を理解するころができる 今回は足関節の動作とその制限因子を...
足部の安定~長腓骨筋・前脛骨筋・後脛骨筋~
足部の安定には前後・左右の筋肉のバランスが大切で特に、前面の前脛骨筋や後内側面の後脛骨筋、外側の長腓骨筋の3筋がバランスをとり足部の安定化に大きく関わっているそれぞれの筋のバランスが崩れ、負荷が集中する事で障害を生じやす...
足部の安定~足アーチと足底腱膜のウィンドラス機構~
足底には3つのアーチが存在し、荷重に対してクッションの様な役割をしているとくに歩行においての役割が重要となり、足底腱膜などの足底に存在する組織との関係も理解する必要がある 今回は足底における3つのアーチと足底腱膜との関係...
足部の安定~第2中足骨~
足部において第2中足骨は安定性が高いが、互いが故に負荷も集中しやすく長期的な負荷によって疲労骨折などを起こしやすい部位でもある 今回は、歩行などにおける第2中足骨の安定性とその障害について考えていく コンテンツ0.1 歩...
足部の3分割~評価方法~
足部は前・中・後に3分割されるそれぞれ動きや可動域が異なるため、共同で動くことで足部全体の動作につながっている。そのため足部の評価方法は複数考えられる 今回は3か所に分類された足部の理解と、その評価方法についてみていく...
足底方形筋の機能解剖~長趾屈筋との関係~
主に、長趾屈筋が働くことで足趾は屈曲するが長趾屈筋の走行は斜めのため足底筋の補助があることで足趾を正常に屈曲する事が可能となる足趾の屈曲が正常でない場合外反母趾や異常アライメントを呈する原因になる可能性も考えられる 今回...
解剖頚軸回旋と軸圧挙上~肩関節に優しい動作~
肩関節周囲炎および五十肩などの肩の疼痛や拘縮を引き起こす障害において、肩関節の関節包や靭帯へのアプローチがとても重要となる 通常の肩関節可動域訓練では筋や他関節の影響を受けやすく、疼痛などを引き起こすため、ストレッチなど...
膝関節外側支持組織~膝窩筋と半月板の関係~
膝関節の安定性には主に、内側・外側に位置する靭帯関わっている事が知られており、その制御に半膜様筋と膝窩筋の筋肉組織が関わっていることが分かっている 今回は、膝関節外側における安定性に関わる組織の理解とその中で重要となる膝...